こんなにのこと愛しとんのに、なんで触れたらあかんのや。
なんでや!俺が欲しいんはだけや。
他には何もいらん。
なぁー・・・
侑士が好き。好きや。ホンマに好きなんや・・・。
一時も離れとうない。
侑士とずっと・・・ずっと一緒にいたい。
ねぇー・・・
なんで・・・兄妹なんかに生まれたんやろ。。
醒めることのない夢 (04.この想いは罪ですか?)
俺とが出した答えは死だった。
兄と妹として生まれてしまった俺たちには、世界中のどこにも居場所なんてなかったんや。
もう誰にも邪魔なんかさせへん。
ガスの元栓を開け、そっと横になった。
怖くなんかない。これからはとずっと一緒なんや。
嬉しくて涙が出た。
「侑士」
「なんや?・・・怖いんか?」
「侑士と一緒やったら平気や。昔からそうやったわ。侑士いてたら、ウチなんも怖ないよ。
ウチが恐ろしいんは、侑士を失うことや。これからはずっと一緒や・・・なんも怖ないよ」
「・・・」
やっとを俺だけのものに出来る。
なんて幸せなんやろ。
を優しく抱き寄せ、そっと唇を合わせた。
愛してる。
愛してる。
愛してる。
もう離さへんで。
そうして2人は、醒めることのない甘い甘い夢の世界へ。
-Fin-
*あとがき*
テニキャラの中で兄貴にするなら忍足がいいなw
いや恋人も捨てがたい・・・
なんて素敵なエロボイス(逝)
(07.06.19)
photo by 橘光博website/music by BGMの小箱